ザイオン国立公園、グランドキャニオン国立公園を経て次に向かったのはブライスキャニオン国立公園!アリゾナ州から再びユタ州に戻ります。
Bryce Canyon Lodge
ブライスキャニオン国立公園でも宿泊先に選んだのはロッジ。やはり立地が最高ですし、折角の機会なので象徴的な施設に泊まりたいと思ってしまいました。
ブライスキャニオンロッジも緑の屋根が特徴的で、メインロッジには受付の他にレストランとギフトショップなどが設けられていました。また、メインロッジ内はWifiが提供されています。

部屋タイプはまたもやCabin。ブライスキャニオンロッジは、Cabinの他にLodge Roomというタイプがあり、その中で細かくタイプが分かれています(メインロッジにあるスイートや、Sunset Motel/Sunrise Motelなど)。

ブライスキャニオンロッジのCabinの間取りは、ザイオンロッジのCabinとほとんど同じであると感じました。冷蔵庫や電子レンジの位置やハンガーの有無などは異なりましたが、基本的な使い勝手は同じで快適でした。

ザイオンロッジから歩いて約10分の場所にあるGeneral Storeにランドリーがありました。グランドキャニオン国立公園のランドリーは取水制限のため閉鎖されていましたが、こちらは通常通り稼働しており助かりました。
洗濯機と乾燥機ともに25セント硬貨しか受け付けてくれません。両替機がありますが、現金が必要ですのでご注意ください。

メインロッジのレストランでは夕食としてパスタをいただきましたが美味でした。

メインロッジのレストラン以外にも、Valhalla Coffee&Pizzeriaというレストランがあります。建物自体は別ですが、メインロッジからは歩いて1分程度しか離れていません。朝は7時から営業しており、パンやコーヒーなどを調達することができます。


園内はザイオン国立公園と同様にシャトルバスで移動可能
ブライスキャニオン国立公園でも、ザイオン国立公園と同じように園内を無料のシャトルバスが巡回しており、車無しで移動することが可能となっています。ザイオン国立公園とは違って、自家用車の乗入が制限されていないにも関わらず、このようなサービスがあるのはありがたいです。もっとも、そのような背景もあって、シャトルバスの利用者はさほど多くはなく、本数も12~15分に一本という間隔でした(それでも十分ではありました)。

シャトルバスは一方向のみで運行されており、行先によっては不便な場合もあります。例えば、ブライスキャニオンロッジからInspiration Pointまで行く場合、距離的にはそれほど離れていないのですが、シャトルバスを使う場合は、一旦逆方向のビジターセンターまで行って、そこでバスを乗り換えてBryce PointやInspiration Pointへ向かうバスに乗り直す必要があります。バスのルートにはご注意ください。
ブライスキャニオン国立公園ビジターセンター
これに関してもザイオン国立公園と同様になりますが、ブライスキャニオン国立公園の入場ゲートを入ってすぐの場所にビジターセンターが設けられています。こちらのビジターセンターは駐車場が広いので、駐車スペース探しに苦労することは少ないと思います。

中には、ブライスキャニオン国立公園に関する展示やギフトショップがあります。ブライスキャニオン国立公園のビジターセンターは、比較的オリジナルグッズが充実していた印象です。

Rim Trail
次はブライスキャニオン国立公園にあるトレイルの紹介です。
まずはブライスキャニオン国立公園を代表する場所であるBryce Amphitheaterの縁をグルっと歩けるRim Trailから。他のトレイルと比較すると高低差は緩く、岩場などはないので歩きやすい道になっています。
南から、Bryce Point→Inspiration Point→Sunset Point→Sunrise Point→Fairyland Pointと展望ポイントが目白押しです。個人的には、Bryce PointからInspiration Pointの間から見える景色がブライスキャニオン国立公園で最も良い景色だと感じました。
Bryce Point及びInspiration Pointから撮った写真は以下のとおりです。
- Bryce Point



- Inspiration Point


Navajo Loop Trail
Navajo Loop Trailもブライスキャニオン国立公園を代表するトレイルです。Rim Trailが上からの景色だったのに対し、こちらはBryce Amphitheaterの底に下りて行って、下からの景色を楽しむことができます。底に下りるので、当然、帰りは急な坂・階段を上って戻らなければなりません。標高は2000m以上の場所ですので、体力的には結構きつかったです。足元は砂や岩なので滑らないように注意が必要なので、体調を整えてから臨んだ方が良いです。








Southern Scenic Drive
このSouthern Scenic Driveは、歩かずに車で回ることができ、体力的な負担はありません。まずは、道の終端にあるRainbow Pointまで行って、そこから戻ってくる際に各展望ポイントに立ち寄るというコースが推奨されています(駐車場はすべて東側にあるので、この回り方の方が駐車しやすいです)。
Rainbow Point→Yovimpa Point→Black Birch Canyon→Ponderosa Canyon→Agua Canyon→Natural Bridge→Farview Point→Piracy Point→Swamp Canyonというように、道沿いに多くの展望スポットが続きます。
- Rainbow Point


- Ponderosa Point


- Agua Canyon


- Natural Bridge

- Farview Point


さいごに
ザイオン国立公園、グランドキャニオン国立公園に引き続いてブライスキャニオン国立公園について書きました。いずれも甲乙つけ難い壮大な自然を感じられる場所でした。その中で、あえてイチオシを挙げるのであれば、このブライスキャニオン国立公園かな、という感想です。
ラスベガスから直接向かう場合は、車で4時間くらいかと思います。決してアクセスは良くないですが、この記事を読んで興味を持っていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。次は、この旅の最後の目的地、ラスベガス及びベラージオホテルについて書きます!
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