【カレッジフットボール】ミシガン大学vsウィスコンシン大学

ミシガン大学

アメリカ東部時間で正午キックオフ、すなわち、日本時間深夜1時キックオフ。サマータイムが終わると深夜2時キックオフ。リアルタイムで見るには厳しい時間ですが見るしかありません。シーズン最終週のミシガン大学vsオハイオ州立大学の一戦、The Gameは既に正午キックオフと発表されていますので、その練習をしておかなければなりません。

アナーバーは82℉で雲一つない快晴、最高の運動日和・観戦日和という感じ。

試合はウィスコンシン大学が完璧なドライブで7点を先制。ミシガン大学はライン戦で圧倒されているようで、「およよ」という感じ。

この試合以前の成績では、ウィスコンシン大学はランディフェンスがFBS1位(1試合平均喪失ヤードが僅か50ヤード)。ラン攻撃中心のミシガン大学との戦いが注目でしたが、結果は試合を通して合計175ヤード獲得と、ミシガン大学が穴を開けたと評価して良いでしょう。

ミシガン大学はこの後のドライブで7点を取り返し同点に。さらにFGで3点を加え逆転。しかし、その後は両チームともに攻撃がピリッとせず、10‐7でハーフタイムへ。ミシガン大学は大事な場面でドロップが目立ち、攻撃を継続できませんでした。

後半はインディアナ大学からミシガン大学へ転校してきたWRのDonaven McCulleyが大活躍(6回レシーブで112ヤード・1TD)。シーズン開幕当初はQBのUnderwoodと息が合わない場面が散見されたものの、ようやく歯車が合ってきたという状態でしょうか。

Andrew Marsh(WR#4)という四つ星フレッシュマンやRod Moore(S#19)という2023年シーズンの全米制覇の立役者が活躍したのは次戦以降の希望の材料といえるでしょう。

一方のウィスコンシン大学は、最初の攻撃シリーズは快調だったものの、それ以降は停滞。特に最後のシリーズは、解説者も苦言を呈していましたが、残り2分40秒でタイムアウトが3つ残っているにもかかわらずそれを一度も行使せず。確かに、残り時間を考えると14点差を追いつく可能性は極めて低いですが、2 minutes timeoutで時計が止まる機会もあったので、諦めない姿勢を見せてタイムアウトを使い切るという方針の方が良かったのではないかと思います。

ミシガン大学の次戦は敵地ロサンゼルスでのUSC戦。昨シーズンはミシガン大学が劇的な勝利を果たしましたが今シーズンはどうでしょうか。この試合に勝てれば、カレッジフットボールプレーオフ進出の望みが見えてくるかもしれません。

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