【NFL観戦記】AT&Tスタジアム@アーリントン(ダラス)

アメリカンフットボール

この度、テキサス州アーリントン(ダラスとフォートワースの中間にある町でダラス・フォートワース空港から南に約20キロメートルの場所)にあるダラス・カウボーイズの本拠地AT&Tスタジアムにて、Week 6のダラス・カウボーイズvsデトロイト・ライオンズの試合を観戦してきました!

本記事ではそのAT&Tスタジアムについて紹介したいと思います!

AT&Tスタジアム

AT&Tスタジアムはテキサス州アーリントンにある開閉式屋根を有するスタジアムで、主にダラス・カウボーイズの本拠地として使用されています。その他にも、カレッジフットボールのNew Year’s Sixの一つであるコットンボウルや、Big 12 Championship Gameの会場となっています。また、アメリカンフットボール以外にも、バスケットボールなどの試合会場として使われたこともあるようです。

座席数は8万席ですが、両側のエンドゾーン裏には広大な立見ゾーンがあり、10万人以上を収容することができるNFLでは最大の収容人員を誇るスタジアムです。2009年には、10万5121人というNFLレギュラーシーズンの最多観客動員を記録しました。

AT&Tスタジアムは2026年に開催されるFIFAワールドカップの試合会場としても使用されます。

座席は200台のセクションがおすすめ

私はセクション246の席で観戦しました。実際の眺めは↓のとおりです。

セクション200台はゲートと同じフロアで、スタジアムのドアを潜ってまっすぐ進むと200台のセクションに到達します。この2階のコンコース部分に売店やトイレがたくさん設置されています。

3階及び4階には階段でも行けますが、直行エスカレーターも設置されています。なお、400台のセクションは比較的安価であるもののかなり上からの眺めになります(大型スクリーンが目の前にありますので、プレーの把握はし易そうでした)。

セクション100台は入口の一つ下のフロアとなっています。

立見席は結構タフそう…

AT&Tスタジアムでは両側のエンドゾーン裏のコンコース部分が立見ゾーンになっています。

この立見席は格安の値段で販売されており、AT&Tスタジアムの席が全体的にNFLのなかでも高額であることから、魅力的に映るかもしれません。

しかし、実際にAT&Tスタジアムに行ってみて立見ゾーンの様子を見ると、個人的には立見ゾーンは相当慣れた方以外にはお勧めできないなと感じました。

その理由は、立見ゾーンにはそれなりの数のテーブルがあってビールなどの飲み物を置けるものの、遅くとも試合開始1時間半前の時点ですべてのテーブルは埋まっており、何か飲食物を買っても置く場所がないことや、そもそもアメリカ人の観客の身長が高く、立見ゾーンの前に陣取らないと試合を直接見ることができません(フィールド上空に巨大なスクリーンがあり、試合の流れはわかりますが、折角スタジアムに行くなら選手の動きを生で見たいものです…)。

立見ゾーンはこのような感じで大混雑です。レギュラーシーズンの同地区対決でもない試合でこの様子なので、同地区対決やプレーオフの試合では一層大変かと思われます。

階段の踊り場からもフィールドを一望することができますが、各踊り場も二重・三重の人だかりができていました。

もし立見ゾーンで観戦しようという場合は、スタジアムの開場時間と同時くらいに行く必要があるかもしれません。

Dallas Cowboys Cheerleaders – America’s Sweethearts

試合開始時刻の約15分前(毎試合このタイミングかは不明です)には、Netflixのドキュメンタリーで話題となったDallas Cowboys Cheerleaders(DCC)のパフォーマンスが行われます。

DCCのThunderstruckのパフォーマンスは生で見て感動しました!この華やかさの裏にとんでもない競争と努力が…

カウボーイズプロショップ

ダラス・カウボーイズのプロショップは、AT&TスタジアムのゲートA付近にあります。試合日でなければプロショップの目の前にあるLot 1か2に駐車することができますので、ほとんど歩くことなくお店に入ることができます。

East Randol Mill Roadから行く場合は、↑の案内が目印です。
プロショップの右側にある回転扉(ゲートA)から一旦スタジアム内に入り、その後左にあるプロショップへ入ります。

プロショップでは様々なカウボーイズグッズが取り揃えられていますが、ランボーフィールドにあるパッカーズのプロショップと比べると若干こじんまりとしているように感じました。

駐車場

AT&Tスタジアムの周辺には↓の地図のとおり広大な駐車場が用意されています。日程やイベントによって駐車場代は変動するようですので、値段はその都度調べていただければと思います。

なお、試合終了後はInterstate 30のハイウェイにつながるNolan Ryan Expresswayは大渋滞していましたので、帰りの混雑は覚悟しておいた方がよさそうです…

コートヤードに宿泊

今回はAT&Tスタジアムまで歩いて行ける場所にあるCourtyard Dallas Arlington/Entertainment Districtに泊まりました。

上記のとおり、試合後はスタジアム周辺で結構な渋滞が発生するので、歩いて帰れてそのまま休める場所に宿を確保したのは正解でした。

ホテルは新しくはありませんが、よく清掃されており快適でした。

なお、普段は1泊あたり$10、試合日前後は1泊あたり$20の駐車料金がかかりますのでご注意ください。

試合はライオンズが快勝したものの…

試合は47-9でデトロイト・ライオンズが快勝しました。しかし、第3Qにライオンズの象徴的存在ともいえるAidan Hutchinsonがサックをした際に脚を負傷。プレー終了後に立ち上がることができず、カートでそのまま退場となりました。その後の検査の結果、脛骨が骨折していることが判明し、今シーズン中の復帰は絶望となってしまいました…

両チームの選手がフィールドに横たわったHutchinsonの周りに集まり、無事を祈っていました。

まとめ

AT&Tスタジアムは非常に近代的なスタジアムで、外の気温は摂氏35度に迫る温度だったのですが、スタジアム内は完全に空調で気温がコントロールされており、非常に快適に観戦することができました。

America’s Teamとも呼ばれ、NFLを代表する人気チームであるダラス・カウボーイズの本拠地。一度は訪れてみる価値はあると思いますよ!

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