2025年度は5月3日から同月18日までの土曜・日曜に、ミシガン州のディアボーン(フォードのお膝元)にあるGreenfield VillageにてDay Out With Thomasという機関車トーマスが牽引する列車に乗れるというイベントが開催されます。今回、息子とともにイベント初日に行ってきましたので、その様子をまとめたいと思います。
Day Out With Thomas
今回参加したのはDay Out With Thomasというイベントで、これはアメリカやカナダの各地にて期間限定で機関車トーマスが牽引する列車に乗ることができるというものです。
2025年の5月以降だと、ミシガン州の他にもメリーランド州やケンタッキー州、ジョージア州などで同イベントが開催される予定で、同時期に複数の場所で開催されることもあります(トーマスの機関車が複数あるということでしょうか…)。詳しい日程・場所については「Day Out With Thomas」と検索してみてください。
Greenfield Village

ミシガン州の会場であるGreenfield Villageは、ヘンリー・フォード・ミュージアムと同じ敷地にあり、20世紀前半のディアボーンの街並みが再現されていたり、それに馴染むような子供用プレイグラウンドなどが設けられています。
ここでのDay Out With Thomasの乗車料金(Greenfield Villageへの入場料も含まれています)は、12歳以上は大人料金で一人$54(!)、5歳から11歳の子供は$44.75(!)、4歳以下の子供は$17で、なかなかの強気な価格設定です。これに加えて、$9の駐車料金がかかります。チケット購入時に、30分刻みのトーマスの出発時刻を指定します。


トーマス乗車記
トーマスはGreenfield Village内のSmiths Creek Depotを出発し、約20分をかけてグルっと一周して同じ場所に戻ってきます。Smiths Creek Depotの前に乗客の列ができていますので、自分のチケットの乗車時刻が近づいてきたら列に加わってください。係員にコードをスキャンしてもらって乗車します。

Smiths Creek Depotでは、駅構内に停車中のトーマスとの記念撮影ができます。↑の写真でいうと駅の奥の方に記念撮影用の列がありますので、そこに並びます。スマホやカメラを渡してお願いすると係の方が撮影してくれます。

客車はディズニーランドのウェスタンリバー鉄道のような開放的なスタイル。

先頭のトーマスと4両の客車という編成。5月3日の午前中の便は乗車率7~8割程度で、お昼を過ぎると3~4割程度の乗車率でした。

↑はSmiths Creek Depotを出発してすぐのWorking Farmsを走行中の写真。時速は20キロくらいでしょうか。長閑な風景のなかをゆっくり走ります。その後は踏切があったり池沿いを走ったり。進行方向左側にいろいろな建物や牧場があるので、左側に座った方が景色は楽しめそうです。

Smiths Creek Depotの近くではトーマス商品の販売所があります。ここに入ってしまうと、手ぶらで元の場所に戻ることは困難でしょう…(子供が「●●を買って!!」と強烈におねだりしてくるため)。
感想
料金の割には乗車時間が短く、あっという間に一周が過ぎ去ってしまった感じでしたが、息子はとても満足していた様子だったので不満はありません。自分たちが乗るだけではなく、沿線や踏切にてトーマスが煙を上げて走っている迫力ある姿を30分おきに間近で見ることができるので、トーマス好きの子供にとってはたまらないイベントだと思います。
また、Greenfield Village自体も、フォードのモデルTの乗車体験ができたり、牧場があったり、昔の街並みが再現されていたりと、それなりに面白いアトラクションがあるので楽しめると思います。
機会があればまた行きたいです!

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