※2024年9月8日のSunday Night FootballのLA Rams戦の観戦を踏まえ追記しました。
2023年8月のプレシーズンゲームのデトロイト・ライオンズvsジャクソンビル・ジャガーズ、同年11月のThanksgiving Day週のデトロイト・ライオンズvsグリーンベイ・パッカーズの同地区対決の試合、さらに2024年9月のWeek 1のSunday Night Footballのデトロイト・ライオンズvsロサンゼルス・ラム図の試合をデトロイトにあるフォードフィールドにて観戦しました。
本記事ではフォードフィールドでのNFL観戦について、フォードフィールドの内側の様子などを含めて紹介していきますので是非ご覧ください。
スタジアム内の様子
フォードフィールドは、ミシガン州の寒い冬を考慮してか、室内型のスタジアムで内部の温度は空調で管理されています。そのため、いつ行っても凍えることはなく、快適な温度で試合を楽しむことができます。
全体図は↓こんな感じです。
また、下の写真のとおり、エンドゾーン上部から外の光が入るようになっているので、デイゲームはかなり明るい状態になります。
座席は、背もたれ及び小さな肘置きがある構造になっており、比較的快適です。1階席は階段がやや緩やかに造られており、階段の上り下りに不安はありません。他方で、上の階の場合は階段がやや急になりますので上り下りには注意が必要です。
見やすさについては特筆すべきことはありませんが、上の階の席は若干フィールドとの距離を感じます。下の写真から何となくわかるかもしれませんが、1階席最後部の上に2階席の最前部があるような構造のため、2階席の後ろの方とフィールドとは結構な距離ができてしまいます。
ラムズ戦はSection 342の後ろから2列目の席で観戦しました。フィールドから最も離れた位置と言ってよいと思いますが、エンドゾーン後方の大型ビジョンの裏側になってしまうので、大型ビジョンは全く見えませんでした。もっとも、大型ビジョンの裏側に、サイズは小さいですが、ちゃんとビジョンがありますので、リプレイや演出画像は普通に見ることができます。
スタジアム内のグルメ
フォードフィールド内のすべてのお店をわけではありませんが、場内の売店では以下のような商品・値段で営業されていました(2024年9月時点)。
ビールは約$14ですが、24オンスなので約700ミリリットルもあります。ブルームーンはプレミアムビール扱いとなり、同価格で量が19.2オンス(約570ミリリットル)になります。
日本の球場・スタジアムのようにご当地モノや名物グルメといえるようなものはないと思います…笑
荷物制限は厳格なので注意
フォードフィールドでは、Clear Bag Policyにより、持ち込める手荷物のサイズが、12インチ(約30cm)x6インチ(約15cm)x12インチ(約30cm)を超えない大きさの透明なバッグ、1ガロン以下のジップロック、又は、4.5インチ(11cm)x6.5インチ(15cm)を超えない大きさのクラッチバッグに制限されています。
また、飲食物を中に持ち込むことはできません。
アクセス・駐車場
幸か不幸かフォードフィールドの周辺には駐車場がたくさんありますので、比較的駐車場の予約は取りやすいです。街の中心部であるにもかかわらず駐車場をたくさん作れてしまうほど空き地があるということでもありますが…
フォードフィールドの隣にはMLBのデトロイトタイガースのホーム球場であるコメリカパークがあり、両スタジアムで駐車場をシェアしているような形になっています。
個人的には、コメリカパークの北側に位置するMcLaren GarageかTigers Parking Garageをおすすめします。駐車料金は比較的高額ですが、スタジアムへのアクセスが良く、ハイウェイ(I-94)からもアクセスしやすい立地です。
駐車料金を抑えるのであれば、フォードフィールドからは徒歩15~20分の距離になりますが、ハイウェイを渡った北側(リトルシーザースアリーナの近く)にあるCass Avenue沿いの駐車場もおすすめです。デトロイトから西方向に帰る場合は、Cass AvenueからTemple Streetに入って西に進むとハイウェイに乗ることができます。
ライドシェア乗り場
フォードフィールドにUberやLyftなどのライドシェアサービスを利用して行く場合、乗り降りできる場所が制限されています。
具体的には、下の地図のとおり、Crysler DriveとWinder Streetからのみ乗降可となっています。
デトロイトの治安問題
デトロイトというと治安が悪いというイメージをお持ちかもしれません。
実際、犯罪率は全米でも最下位クラスに位置しており、街を歩くと日中でも少し危うい雰囲気が漂っています。
しかし、試合日のスタジアム周辺は全く別物です。
スタジアム周辺には無数のパトカーと警察官が配備されており、周囲に鋭い視線を向けています。ですので試合観戦に訪れた際は安心して大丈夫です。夜の試合後でも街灯で道を明るくしてくれています。もちろん、日本とは違いますので、暗い脇道に行かない、試合終了後は人が多いうちに帰る、車の中に貴重品を置いて行かない(そもそも貴重品を持って行かない)、といった最低限の注意は払う必要があります。
おわりに
本記事では、デトロイト・ライオンズの本拠地であるフォードフィールドについて書いてきました。
NFL観戦以外でも、ミュージシャンのコンサート等でフォードフィールドに行く機会もあるかもしれません。室内型のスタジアムですので、雨の心配なく、寒い冬の時期でも快適に観戦することができます。
ライオンズはNFLの2024年シーズンの注目チームですので、チャンスがあれば足を運んでみてください!
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