セントラルミシガン大学とのミシガン州内対決を簡単に振り返ろうと思います。
結果は63-3でミシガン大学が圧勝。NCAAによる制裁のため、ミシガン大学ヘッドコーチのSheron Mooreがサイドラインにいない状態で臨んだ一戦でしたが、QBのBryce Underwoodの躍動により60点差をつける試合となりました。
相手の戦力が前週のオクラホマ大学とは大きく異なるため単純なことは言えませんが、Underwoodを走らせるプレーが明らかに増えました(スクランブルで走る機会があったものの、9回のキャリーで114ヤード・2TDの活躍)。また、この試合では、パスプレー時に、Underwoodがポケット内にとどまってロングパスを狙うという場面が多かったように思います。そして実際にSamaj Morgan(WR#0)へ長いパス(32ヤードTDパス)を決めてTDにつなげていました。
個人的にはUnderwoodの足を使い始めるのが早いなと思いましたし、勝利が確実視されているセントラルミシガン大学戦ではなく、もっと厳しい相手との試合でいきなり走り始めた方が効果的なのではないか、と感じましたが、今後の対戦相手はJustice HaynesのランだけではなくQBキープのプレーも対策せざるを得なくなりますので、攻撃はしやすくなるかもしれません。
ディフェンスはFGの3点を許したのみですので、ほぼ完璧といえるでしょう(喪失ヤードは142ヤード)。
次は敵地リンカーンでのネブラスカ大学戦。Raiola(QB#15)率いるネブラスカ大学と、アツくヒリヒリするような試合を見られることでしょう。2023年シーズンの試合ではミシガン大学が完勝しましたが(45-7)、今回はきっと僅差の面白い試合になりそう。この記事を書いた時点では、ESPN Analyticsの勝率予想はネブラスカ大学50.3/ミシガン大学49.7とほぼ互角のようです。
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