【カレッジフットボール】ミシガン大学vsミシガン州立大学

ミシガン大学

中継映像からも伝わってくる寒さ。ミシガン大学vsミシガン州立大学の州内ライバル対決は10月の最終土曜日のナイターゲームとして開催されるのが恒例ですが、1年前にミシガンスタジアムでこの対戦を観戦したときの寒さを思い出してしまいます。ここ数年は、フットボールはミシガン大学が優勢、一方で男子バスケはミシガン州立大学が優勢という情勢でした。

ミシガン州立大学のキャンパス巡りもしましたが、個人的にはキャンパスは広々していて自然豊かなミシガン州立大学に軍配が上がるかと思います。

試合開始直後のミシガン州立大学の攻撃シリーズでは、2プレー目であわやインターセプト、3プレー目でファンブル+リカバーでターンオーバー。ミシガン州立大学にとっては最悪の、ミシガン大学にとっては最高のスタートとなりましたが、その後のミシガン大学の攻撃はフィールドゴールの3点止まり。

両チームともに1タッチダウンを奪ったものの、前半は攻撃が低調で10‐7でハーフタイムへ。NBCで中継されているものの、ミシガン州の戦いに何か特別な興味がない人はABCで中継されているLSU vs Texas A&Mの試合に切り替えたことでしょう(結果的にはこちらも後半は一方的な試合になりましたが…)。

ミシガン大学のパス攻撃は最後まで冴えず、Underwoodはパス17回で8回成功、獲得ヤードは86ヤード止まり…。その一方で、ランはJustice HaynesとJordan Marshalの二人が100ヤードを超えるラッシングでチーム合計では276ヤードと地上戦で勝利を手繰り寄せました。ミシガン州立大学のDB陣のコンテインが不十分で、何度も持ち場を離れてしまった結果、大外を捲られてタッチダウンを許しており、この点は解説陣から苦言を呈されていました。

ミシガン州立大学のMalcolm Bell(CB#14)がブリッツからファンブルフォース、そしてJordan Hall(LB#5)によるファンブルリカバーでターンオーバーか!と思われた場面がありましたが、判定はBellのオフサイド…。この試合の流れに大きな影響を与えた判定でした。リプレイを何度見てもオフサイドかどうかは微妙…。確かにBellはスナップよりも早く動き始めていたように見えましたが、彼がスナップ時にニュートラルゾーンに侵入していたのか…?

とにかく、ミシガン大学はBig Tenカンファレンス内での負けはUSC戦の一つのまま、11月に突入することになりました。AP Pollランキングは21位に上昇。カレッジフットボールプレーオフ進出のためには、最終戦のオハイオ州立大学に勝利しなければならないという状況は変わりません。

次週はホームでのパデュー大学戦。ここはケガ人を出さず、後半は控え組を試合に出せるような展開に持ち込んで、楽に勝ちたいところですが…。

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