ミシガンスタジアムーThe Big House

アメリカンフットボール

この記事ではミシガン州アナーバーにある北米最大かつ世界第3位の収容人数を誇るミシガンスタジアムを紹介します。スタジアムツアーに参加して撮影した内部の写真などを多く盛り込んでいますので是非最後までご覧ください。

そもそも誰の何のためのスタジアム?

ミシガンスタジアムはミシガン大学という州立大学のアメリカンフットボールチームの本拠地として使われており、毎年秋には7~8試合ほどミシガンスタジアムでの試合が開催されています。また、5月にはミシガン大学の卒業式の会場としても使われます。

ミシガンスタジアムの何がすごいの?

何といってもその規模でしょう。収容人数は10万7601人で、この数はアメリカのどのプロスポーツチームや大学チームにも負けていません。世界では第3位の大きさです(ちなみに1位は北朝鮮にある綾羅島5月1日競技場で15万人、2位はインドにあるナレンドラモディスタジアムで13万2000人)。

開場したのは1927年で、まもなく100周年を迎えますが、その時代に合わせてリノベーションがなされており、2023年秋のシーズン開幕前にスタジアムのスクリーンが大型化されました。

当然、観客が生み出す熱狂も言葉では言い表せないものです。人口約12万人の田舎町にそれと同じ規模のスタジアムがあるという…

スタンドの大きさがわかるでしょうか…?

日本の国立競技場や日産スタジアムのようなフィールド外側の陸上トラックは存在しないので、客席からフィールドまでの距離はそれほど遠く感じませんし、そもそもアメリカンフットボール自体が俯瞰で見ても面白い競技なので、物理的な大きさのデメリットはないと思いますよ。

第3Q終了後はMr. Brightside

2024年シーズンは、第3Q終了後にThe KillerというバンドのMr.Brightsideという曲がスタジアムに流されるのが恒例です!観客みんなが歌い、スタジアムが一体となります!

スイートルームはものすごい値段!

ミシガンスタジアムには一般席の上に横長のビルのような建物があり、その最上階にたくさんのスイートルームが用意されています。エントランスや廊下の造りからして特別な雰囲気が漂っていますが、このスイートルームは1試合ごとではなく1シーズン分(7試合分)まとめて販売されており、2023年シーズンは一番端の最も安い部屋で3万5000ドル/シーズン、さらに最低でも3年分契約しなければならないため、そこで試合を見るためには最低でも合計で10万5000ドル(!)が必要という価格設定になっています。中央に行けば行くほど値段が上がります。これには12人分の入場料と1台分の駐車場代が含まれていますがそれにしても…。それでもスイートルーム毎シーズンは完売で入手困難とのこと。

スタジアムの中とは思えない雰囲気ですね。

ここを家族や友人と占領して試合を見ることができます。贅沢ですね。

選手のロッカールーム内はどんな感じ?

スタジアムツアーではホームチーム(ミシガン大学)の試合用ロッカールームに入ることができます。

入口から一番近くの席がエースQBの席と決まっているみたいです。出入りする選手みんなとコミュニケーションがとれるからとのこと。

そして、ロッカールームを出て下り坂のトンネルを抜けると

勝負の場が広がっています!

(このときはまだスクリーンは工事中でした。)

おわりに

この記事ではミシガンスタジアムそのものに焦点を当てて説明してきました。テレビ中継では映らないスイートルームやロッカールームの中は興味深かったのではないでしょうか。

それぞれの試合に関連する記事はまた別途掲載しますのでお楽しみに。

もしスタジアムツアーに興味がおありでしたら、以下のリンクから空いている日程を探してみてください。日程はボランティアのガイドさんの予定次第なのでお早めにリクエストをしておくことをお勧めします。

Facility Tours – Michigan Athletics Facility Rentals

観戦記 ※随時追加します

ミシガンスタジアムでの観戦記は別の記事でまとめております。試合の方も興味がありましたら、是非こちらも読んでいただけると嬉しいです。

2024年シーズンのミシガンスタジアムでの試合はすべて記事にしています。

※ 今シーズンの残りのミシガンスタジアムでのホームゲームは、11月2日にオレゴン大学(大一番)、11月23日にノースウエスタン大学との試合が予定されています。これらの試合も現地観戦予定ですので、随時記事を更新していきます。

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