【ニューオーリンズ旅行記前編】フレンチクォーターのレストラン紹介など

旅行

2024年12月末から2025年1月2日まで、アメリカ南部のルイジアナ州ニューオーリンズへ旅行へ行ってきました。ニューオーリンズでは、フレンチクォーターと呼ばれる中心地区のレストランでの食事、蒸気船Natchez号でのミシシッピ川ランチクルーズ、シュガーボウルパレード、Oak Alley Plantationや第二次世界大戦博物館などを観光してきましたので、それらの紹介をしたいと思います。

この旅行の目的の一つは、1月1日の夜に開催されるカレッジフットボールプレーオフの準々決勝の一戦・シュガーボウルを観戦することでした。しかし、同日の未明に発生した事件により翌2日へと延期になり、旅程の都合上、現地での観戦という夢は叶いませんでした。非常に残念ではありましたが、あの時の状況を考えるとやむを得ないことだったと感じます。当該事件により被害に遭われた方々には心より哀悼の意を表したいと思います。

ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港からダウンタウンのホテルへ

ニューオーリンズへは飛行機で行きました。到着したのはニューオーリンズ市街地から西へ約16マイル離れた場所にあるルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港(MSY)。空港は自然光がたくさん入る造りである上に、内装が白で統一されていて、とても明るくて清潔な空間になっていました。

空港からはタクシーで宿泊先のホテルへ向かいました。到着ロビーの出口を出て左のところにタクシー乗り場があり、タクシーが常時10台以上は待機していました。タクシー乗り場では、係の方から↓の案内を渡され、空港からニューオーリンズ市街地までの運賃は、乗車人数に応じて、1人か2人ならば$36、3人以上の場合は一人当たり$15(例えば、4人の乗車であれば$60)という料金設定である旨説明されました。

わざわざ乗車するタクシーの番号を記載した上で料金案内の紙を渡してくれるところから、昔はボッタクリが横行していたのかなあ…などと考えてしまいました。タクシーの車種は、ほとんどがトヨタのシエナというアルファードよりも大きいミニバンで、助手席を含めれば6人まで乗れるはずです。

ちなみに、タクシー乗り場に向かう直前でUberのアプリで同じ区間の料金を調べてみたところ、UberXで約$40でしたので、もし2人以下で移動するのであればタクシーの方が安上がりという状態でした。

次に、今回の旅行で立ち寄ったレストラン(①Bourbon House/②Acme Oyster House/③Gumbo Shop/④Cafe du Monde)を紹介したいと思います。

Bourbon House

旅行初日に行ったのがBourbon House。当初の予定では、後述するAcme Oyster Houseに行くつもりだったのですが、あまりにも長い行列を目の当たりにしてその日に行くのは断念し、すぐ近くにあるBourbon Houseにて夕食をいただくことにしました。

店名にBourbonとあるとおり、1月1日未明の事件の現場となったBourbon Streetに面した場所にあります。

お店に入ったのは17時頃でしたが、3組ほど入口のところで席への案内を待っている状態でした。数分後、我々も席に案内してもらえました。店内はバーボンのボトルがたくさん飾られていて、比較的落ち着いた雰囲気のレストランです。

木の回転扉を通って店内に入ります。高級感のあるレストランでした。

ここでは迷わずにニューオーリンズ名物であるオイスターを注文しました。メニュー上では、オイスターの値段は”MKT”、つまり市場価格(Market Price)と記載されており、具体的な金額が明示されていませんでしたが、私が行った2024年12月末の時点では1/2 dozen(=6個)で$15でした。

他のレストランと比べると、料理もお酒も全体的にお高めでしたが、その分店内は落ち着いているしそれほど待たずに食事ができるという点ではよかったと思います。

オイスターは期待通りの美味でした

Acme Oyster House

翌日は、ニューオーリンズの超定番レストランであるAcme Oyster Houseへ。

前日夕方に長蛇の列ができていたことを踏まえ、お客さんが少ないであろう15時にお店へ行きました。しかし、、、その時間でも長い列ができており、その人気の高さに驚かされました。Acme Oyster Houseへ行く場合は、いつ行っても混んでいるという覚悟で臨んだ方が良いと思います。

私は、約30人くらいの列に並びましたが、意外と列の進みは早く、約30分待って席に着くことができました。なお、Acme Oyster Houseの列ができている道は清潔感が皆無で、極めて汚い水たまりがある場所に並ばなければなりませんので、その点も覚悟しておいた方が良さそうです。。。

行列が絶えない人気店です

Acme Oyster Houseでは、Charbroiled Oysterというオイスターをガーリックバターとパルメザンチーズと一緒に焼いた料理や、代表的なケイジャン料理であるガンボとジャンバラヤをいただきました。行列ができるのも納得で、どれも最高に美味しかったです。個人的には、Bourbon HouseよりもAcme Oyster Houseの方がおすすめです。並ぶ価値はあると思いますよ。

Charbroiled Oyster
ガンボ
ジャンバラヤ。少しスパイシーで、ビールと相性が良いです。

Gumbo Shop

3日目は、オイスターからは一旦離れて、Gumbo Shopというクレオール料理レストランへ行きました。店名に「ショップ」と入っていますが、中は普通にレストランです。

この日も通常の夕食の時間より早く16時にお店へ行きましたが、20人くらいの列ができていました。今回は約20分並んでお店へ入りました。

ここでもガンボとジャンバラヤを注文。ガンボショップというだけあって、ガンボは濃厚な味かつエビなどの具がたくさん入っていて美味しかったです。ジャンバラヤについては、個人的にはAcme Oyster Houseの方が辛くて美味しかったという感想です。

Cafe du Monde

Acme Oyster Houseと並んで日本人には有名だと思われるCafe Du Mondeにも行きました。しかし、店の目の前のDecatur Streetでシュガーボウルのパレードが行われた直後に行ったということもあり、店内は大混雑…。席はまったく空いていませんでした。そこで、ホテルへ持ち帰ろうと思い、テイクアウト用の受付の列に並びました。15分くらいは待ったでしょうか。ようやく自分の注文の番になりましたが、↓のメニュー表の一番下に”CASH ONLY”の文字を発見…

恐る恐る店員さんにクレジットカードで支払いはできるか確認したところ、案の定「クレジットカード払いはできない」との回答…。まったく現金を持っていなかったため、泣く泣く退散する羽目に…。

Cafe Du Mondeに行く際は、現金を持って行くようにしてください!

これでレストランの紹介は終わりです。

なお、ニューオーリンズはアメリカのなかでもあまり治安が良いとはいえない都市の一つであり、フレンチクォーターなどの観光エリアではやや危険な香りが漂っています。外出する際には、周囲には十分注意してください。また、ベビーカーを使う場合は、人通りが多いにもかかわらず歩道が狭かったり、段差や水たまりが多かったりと、あまりベビーカー使用者には優しくないなと感じました。

次に、ニューオーリンズの観光スポットであるOak Alley Plantationや第二次世界大戦博物館、蒸気船Natchez号でのミシシッピ川クルーズや、シュガーボウルのパレード、宿泊したニューオーリンズマリオットなどについて紹介したいと思いますが、記事が長くなってしまいましたので、改めて後編の記事でまとめさせていただきます!

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