【旅行記】イエローストーン国立公園(後編)

旅行

前編に引き続き、イエローストーン旅行の3日目及び旅行計画のアドバイスなどについて書いていきます。

観光3日目① Grand Canyon of the Yellowstone

3日目はまずイエローストーンのグランドキャニオンに行くことにしました。「グランドキャニオン」というとアリゾナ州北部にある峡谷が有名だと思いますが、イエローストーン国立公園にも立派な峡谷があります。

グランドキャニオンはイエローストーン川沿いに続いており、北側をNorth Rim、南側をSouth Rimと呼びます。有名な見物スポットとしては以下のスポットがあります。

  • Inspiration Point(North Rim)
  • Brink of Upper Falls(North Rim)
  • Brink of Lower Falls(North Rim)
  • Artist Point(South Rim)
  • Upper Falls View(South Rim)

時間と天気(当日は雨が降っており、歩き回るには厳しい状況でした)の関係から、上記のうち、Inspiration PointとArtist Pointに行きました。

まずはArtist Pointから。South Rim Driveを通って一番奥にあるArtist Pointの駐車場へ。この駐車場にはトイレはありません。

駐車場から歩いて3分のところにArtist Pointの展望台があります。駐車場から展望台までは階段はありませんのでベビーカーでも行くことができます。

階段を上って高台にある展望スペースに行くと、険しい峡谷とその先に滝(Lower Falls)を眺めることができます。

Artist Pointからの眺め。険しい自然が生み出した景色に息を呑みました。

Artist Pointに行った後、近くにあるCanyon VillageのVisitor Education Centerで少し休憩。その後、Inspiration Pointを目指しました。

Inspiration Pointは一方通行のNorth Rim Driveを進んだ一番奥にあります。Inspiration Pointの駐車場にもトイレはありません。

Inspiration Pointから下流方向の景色。Artist Pointとはまた違った美しさがあります。

観光3日目② Norris Geyser Basin

Grand Canyon of the Yellowstoneを見物した後、今回の旅行の最後としてNorris Geyser Basinに行きました。

Norris Geyser Basinも観光客の数に比して駐車場の数は少ないので、駐車場に止められるまで20分ほど時間を要しました。なお、この駐車場にはトイレが設置されています。

Norris Geyser Basinは、下の写真のとおり、多くの間欠泉や泉の間を縫うように遊歩道が整備されています。木道部分は平らですが、一部は未舗装であったり急な坂道になっている箇所がありますので、ベビーカーの使用は難しいと思います。

遊歩道をぐるっと一周すると1時間くらいかかります

さまざまな規模・色・形の間欠泉が点在しています。間欠泉からは熱水や熱い蒸気が立ち上っており、遊歩道を歩いていると汗をかいてしまうくらいです。

Blue Mud Steam Vent
Fearless Geyser

国立公園内の宿泊施設の予約はお早めに

ここでは観光スポットの話ではなく、宿泊施設について書きたいと思います。

私はかねてからイエローストーンに行った暁にはOld Faithful Innに泊まってみたいなと思っていました。しかし、今回の旅行の計画をし始めた5月の段階でOld Faithful Innの8月の予約枠はすべて埋まっていました。。。

それどころか、イエローストーン国立公園内の宿泊施設はすべて満室となっており、国立公園の外で宿を探さざるを得ない状況になりました。7月や8月のハイシーズンはすぐに満室になってしまうので、お早めに予約しておくことをおすすめします。

予約や空室情報はYellowstone National Park Lodgeのサイトから確認できます。なお、キャンプグラウンドであれば比較的予約は取りやすいです。

宿はAirbnbで

イエローストーン国立公園内の宿が予約できなかったため、Airbnbで公園外の宿(家)を探しました。イエローストーン国立公園周辺は別荘地でもあるようですので、Airbnbで探せば素敵な家や別荘がたくさん見つけられます。特に、イエローストーン国立公園のNorth Entrance近くにあるガーディナー(Gardiner)やWest Entrance近くにあるアイランドパーク(Island Park)界隈には多くの候補があります。キッズフレンドリーのところもたくさんありますよ。

宿(家)の庭には焚き火台があり、久々に薪を使って焚き火をして癒されました。

ボーズマンからイエローストーンへ向かう場合は、空港近くのウォルマートで食料を調達すべし

私は上記のとおりイエローストーン国立公園のWest Entranceから約20マイル(約32キロメートル)離れたアイダホ州のアイランドパークにある宿(家)に泊まりました。アイランドパークにもスーパーはありますが、品揃えは万全ではありません。

ボーズマン・イエローストーン国際空港(BZN)を使ってイエローストーン国立公園へ向かう方は、ボーズマン市街地にあるウォルマートで水や食料品等の必要物資をまとめ買いして目的地に行くのが良いと思います!ボーズマンのウォルマートは、アメリカ各地に存在するウォルマートのお店と同様に巨大かつ比較的安価ですので、イエローストーン国立公園周辺で物資を調達するより安上がりです。

ちなみに、アイランドパークにも一応Sam Patchというスーパーはあり、お肉や野菜など一通りの食材は調達することができます。

子連れでイエローストーン国立公園に行ってみた感想

遊歩道や木道がきれいに整備されており、段差がなくベビーカーでも問題なく進める場所が多くありました。例えば、Grand Prismatic SpringやOld Faithful Geyser周辺はベビーカーでも回ることができます。

しかし、Grand Prismatic Springの展望台やNorris Geyser Basinなどはベビーカーでの進入が困難ですので、ベビーカー無しでも歩けるように準備しておく必要があります。

おわりに

前編から引き続いてイエローストーンの旅行記を書いてきました。ここまで読んでいただきありがとうございました。

イエローストーンには日本では見られないような大自然の景色や野生動物に出会うことができる貴重な機会が広がっています。これを機に是非イエローストーンへの旅行を検討してみてください!

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