2025年3月13日から16日にフロリダ州ポンテ・ベドラ・ビーチにあるStadium Course at TPC Sawgrassにて開催されたThe Players Championship(ザ・プレーヤーズ選手権)の3日目(3月15日土曜日)を現地にて観戦してきました!
TPCソーグラスの紹介
まずは会場となっているTPCソーグラスについて紹介したいと思います。
TPCソーグラスは、フロリダ州ジャクソンビル郊外のポンテ・ベドラ・ビーチにあるゴルフコースで、「第5のメジャー」とも呼ばれ、PGAツアーで最も権威のある大会のひとつであるザ・プレーヤーズ選手権の開催地です。伝説的なゴルフコース設計家ピート・ダイが設計したTPCソーグラスは、その挑戦的なレイアウトと象徴的なホールで有名です。
ここにはスタジアム・コースとダイズ・バレー・コースの二つのコースがあり、ザ・プレーヤーズ選手権が行われるのは前者です。スタジアム・コースは、アイランド・グリーンとして知られる17番パー3のホールが特に有名です。

TPCソーグラスはパブリックコースであるため、一般のゴルファーもワールドクラスのコンディションとチャンピオンシップの雰囲気を味わうことができます(しかし、料金は、スタジアムコースの場合、9月から5月は$750、暑い6月から8月の時期は$550です!)。
アメリカのゴルフダイジェストの公式チャンネルが各ホールを上空から撮影した映像を公開してくれているので是非ご覧ください。各ホールの美しさや複雑さがよくわかると思います。
また、YouTubeにて「今日のゴルフニュースをピックアップ ! 【 GOLF NEWS TOPICS 】」さんがTPCソーグラス及びその設計者であるピート・ダイ氏について詳しく語ってくれている動画も面白かったのでおすすめです。コース建設時のエピソードや、会場直後はプロ選手から非難轟々だったという話など、とても興味深いです。
また、↑の動画で紹介されているピート・ダイ氏に関する本「Bury Me in a Pot Bunker」も早速購入して観戦前にTPCソーグラスの章を読んでいきました。

会場内の様子
会場の地図は↓のとおりです。General Parkingに駐車をして最寄りのNicklaus Entryから入場すると、すぐに17番ティーイングエリアまで行くことができます。プロショップや多数の売店がまとまってあるのでとても便利です(地図上では右下のエリア)。

おすすめの観戦順序は、まず著名な17番と18番を見てTPCソーグラスに来たのだという実感を得て、豪華なクラブハウスの外観を眺めながら練習場で選手の準備を見学、その後、難所の4番・5番・6番・8番を見て元の17番に戻る、というコースです。
次に駐車場について。
主催者からメールで送られてきた駐車場の案内図は↓のとおりです(かなりザックリとしたものでよくわかりませんが…)。地図上では上が西で右が北なのでご注意ください。ジャクソンビル国際空港(JAX)からTPCソーグラスに向かう場合はA1Aの道を使うことになろうかと思いますが、土曜日の11時頃は駐車場に入る車の大渋滞が発生しており、General Parkingに駐車をするまで1時間30分ほど要しました…。特に土曜日は混雑すると思いますので(今年は土曜日だけ入場券と駐車券が完売となっていました)、会場にはできるだけ早く着いておくのが良いと思います。

入場に関して、持ち込み禁止のものはこちらをご参照ください(実際には金属探知機のゲートを通って何も反応がなければ、細かいことは言われずに入場することができます)。
TPCソーグラスは、そもそもプロのトーナメントを開催するために造られたこともあって、観客にとても優しくできています。観客が見やすいようにマウンドが至る所にあり、大きなアメリカ人が前にいても傾斜を利用して上からプレーを見ることができます。

特に17番はコース名のとおりスタジアム的な構造になっていて、どこからでも選手の池越えショットを楽しむことができます。
TPCソーグラスは私が今まで見たなかでは一番美しく整備されたコースで、さすがに毎年大一番を開催しているだけあるなという感じでした。容易ではないと思いますが、ゴルフファンであれば一生に一度行っておいて損はない場所です!
次の記事では、いくつかの個人的な注目ホールについて書きたいと思います!
コメント