7月上旬にマサチューセッツ州ボストンに一泊二日旅行をしてきました!
旅程
今回のボストン旅行の旅程は以下のとおりです。一泊二日の旅でボストンに滞在したのは約28時間でしたが、個人的には行きたい場所すべてに寄ることができました。
【1日目】
- デトロイト(DTW)からボストン(BOS)へスピリット航空で移動
- ローガン国際空港(BOS)からバスと地下鉄でボストンのノースエンドへ移動
- Union Oyster Houseで昼食
- Mike’s Pastryへ
- ハーバード大学及びマサチューセッツ工科大学へ
- Boston Commonを散歩
- Samuel Adams Boston Brewery – Jamaica Plainで夕食
- Found Hotel Boston Commonに宿泊
【2日目】
- Commuter Railに乗ってFenway Parkへ
- Commuter Railに乗ってGillette Stadium及びPatriots Hall of Fameへ
- Barking Crabで昼食
- Boston Tea Party Ship&Museumへ
- Silver Line(バス)に乗ってローガン国際空港(BOS)へ
- ボストン(BOS)からデトロイト(DTW)へジェットブルー航空で移動
Union Oyster House
スピリット航空の便に乗ってボストンに到着した後、最初に向かったのはボストンのダウンタウンの北側にあるノースエンドと呼ばれる地域にあるレストラン「Union Oyster House」です。

Union Oyster Houseは1826年開業のアメリカで現存する最古のレストランです。ニューイングランド地方の定番料理をメインにしており、ボストンに到着して最初の食事の場所としてこのお店に行きました。ローガン国際空港からは、地下鉄のBlue LineでAirport駅から3駅(4分)のState駅で降り、駅から徒歩5分の距離です。
空港(ターミナルB)から地下鉄(Blue Line)のAirport駅までは、↓のような青い無料のバスに乗って移動しました。そして、駅の券売機で1 Day Pass ($11)を購入して乗車しました。駅には案内係の方もいて親切に対応してくれますし、駅構内も車内も危険な雰囲気はなく、治安面でも不安は感じませんでした。


Union Oyster Houseのメニューは↓のとおりです。全体的に価格は高めです。


ここでは、定番のクラムチャウダーとオイスターに加え、折角なのでLouis Phillipeというカクテルを注文しました。この3品で$49.9…。味はどれも素晴らしかったです。




Mike’s Pastry
Union Oyster Houseでの昼食後、近くにあるようだったので、ボストンで有名らしいMike’s Pastryというお菓子屋さんに行ってみました。歩いて10分くらいの距離でした。

店内は多くのお客さんで賑わっており、人気店であることは間違いなさそうです。しかし、どれを買おうか悩んでいる最中に嫌な文言が目に入りました。
CASH ONLY!
現金を全く持っていなかったため、泣く泣く手ぶらで退散せざるを得ませんでした…

Boston Cream Donut食べたかったなぁ…。Ann ArborにあるZingerman’s BakehouseではよくBoston Cream Pieを選んでおり、本場のBoston Creamをいただきたかったです…。

ハーバード大学
ボストンといえばここ、最近はトランプ大統領との関係で話題になっているハーバード大学へ。地下鉄Red Lineでキャンパスの目の前まで移動できるので非常に便利です。




マサチューセッツ工科大学(MIT)
ハーバード大学に続いて、地下鉄で僅か2駅の距離にあるマサチューセッツ工科大学(MIT)へ。


Boston Common
ボストンを代表する2校を見学した後、ホテルにチェックインするべく移動。その途中で、ボストン中心部にある公園「Boston Common」を通りました。とてもきれいな公園で、私が通った際には治安の悪さは感じませんでした。

Samuel Adams Boston Brewery – Jamaica Plain
夕食はボストン発祥のビールであるSamuel Adamsのブリュワリーへ。地下鉄Orange LineのStony Brook駅から歩いて10分弱の場所にあります。

Samuel Adamsは、1984年にジム・コック(Jim Koch)氏によって設立されたThe Boston Beer Companyによって生まれました。創業者のジム・コック氏は、自分の曽祖父が19世紀に使っていたレシピをもとにビールを醸造し、Samuel Adams Boston Lagerとして販売を開始しました。
名前の「Samuel Adams」は、アメリカ独立戦争時代の愛国者であり、ボストン出身の政治家サミュエル・アダムズにちなんでいます。彼は実際にビール醸造にも関わっていたという説もあり、その名がブランドに選ばれました。Samuel Adams Boston Brewery(Jamaica Plain)では、見学ツアーも実施されています。
一杯目はNew England Juicy IPAにしました(16ozで$8)。

四種類の飲み比べセットであるCustom Flightは$16。一つ5.5oz(≒163ml)が四杯となります。

左から、White Ale、Mid-West Nice、Downtown Sour Smash、Jamaicaway IPAです。個人的にはWhite Aleが一番でした。
食事もありますが、正直なところこのお店では味はあまり期待しない方が良いです。私はFenway Frank Double($10)とBratwurst($10)をいただきました。






Found Hotel Boston Commonに宿泊
夕食後は再び地下鉄に乗り宿泊先のFound Hotel Boston Commonへ。
もともとは安い四人部屋のドミトリーの予約をしたのですが、宿側のご厚意なのか、一人部屋を割り当ててもらえました。

部屋は広くはないものの一人で泊まるには十分なスペースがあり(日本のビジネスホテルの部屋よりは広いかもしれません)、結果的には物価の高いボストンにおいてかなりコストパフォーマンスの良い選択になりました。また、ホテルはいろいろな路線の駅に歩いて行ける場所にあり、立地面でも大変便利でした。

Fenway Park
もともとはスタジアムツアーに参加して場内を見て回ろうかと計画していたのですが、Gilllette Stadiumへ行くことにしたため、Fenway Parkについては、朝早くに球場の周囲から眺めるだけとなりました。

球場の立地はとても良く、Commuter RailのLansdowne駅から徒歩2分で着きます(地下鉄の1 Day Passを使って行けます)。逆に、周囲には大きな駐車場は見当たりませんでしたので、車で観戦に行くのは大変そうです…。
なお、Back Bay駅からCommuter Railに乗る場合は、列車への乗り方にご注意ください。Lansdowne駅に停車する列車は、おそらくBack Bay駅のTrack 7に到着するはずなのですが、乗車はホームのLansdowne駅寄りの車両のドアと同じ高さになっている台のところからしかできません。すべてのドアが開いて乗降できるわけではありません。私はこのようなお作法を知らず、乗り逃してしまいました…。


スタジアムが町の中に溶け込んでいる感じは、イギリス・リバプールにあるアンフィールドと同じようだと思いました(ボストンでは随所でイギリス味を感じました)。歴史ある街並みと完全に合致していてとても魅力的な球場だと思います。

テレビ中継の解説で認識はしていましたが、実際、球場の四方は道路や建物に包囲されており、拡張する余地は全くなさそうでした。よくこんな狭い場所でやっているなと感心します。
Gillette Stadium/The Patriots Hall of Fame
このブログを書いている者としてここは外せないなと思い、急遽行くことにしました。普通にボストン観光をする人であればまず行かない場所でしょう。
こちらは別の記事にまとめておりますので、興味のある方はご覧いただけますと幸いです。

The Barking Crab
Gillette Stadiumから戻った後、ボストンでの最後の食事の場に選んだのはThe Barking Crabというカニやロブスターといった魚介類を中心とした料理を揃えるレストランです。ここもUnion Oyster Houseと同様にボストンで有名なお店かと思います。
値段は全体的に高めですが、味は最高でした。




Boston Tea Party Ships & Museum
空港に行く前に最後に寄ったのはBoston Tea Party Ships & Museum。ボストン茶会事件に関する博物館です。時間があまりなかったため、博物館部分(大人$15)には行かずに、ギフトショップにてお土産を購入するのみに留めました。ギフトショップの品揃えは充実しており、お茶の葉はもちろん、食器やボストンにちなんだお土産などが置いてありました。

この後、Silver Lineのバスでローガン国際空港へ行き、初めてジェットブルー航空の飛行機に乗りました。

ジェットブルー航空のデトロイト行きの便は1時間遅延しましたが(フロリダ州での大雨の影響だったようです)、無事にミシガンへ帰ることができました。

長い記事でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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