CFP National Championship 2025

オハイオ州立大学

2025年1月20日、アトランタにあるメルセデスベンツスタジアムにて、2024年のカレッジフットボールシーズンを締めくくるNational Championship、ノートルダム大学vsオハイオ州立大学の試合を観戦して参りました!

この試合当日は、南部のアトランタらしからぬ寒さで、最高気温が0℃という状況でした。しかし、対戦校であるノートルダム大学はインディアナ州、オハイオ州立大学はもちろんオハイオ州にある学校で、それらのファンも中西部で寒さに鍛えられているからか、スタジアム周辺の熱気は相当なものでした。

スタジアムに入るまでは、どちらかというとオハイオ州立大学ファンの方が多いかな、という感じでしたが、スタジアム内はほぼ互角の数(それでも若干オハイオ州立大学ファンの方が多いような雰囲気)でした。

メルセデスベンツスタジアムは、屋根の中央部分が開閉式になっているため、内側から見上げると入り組んだ造りになっているように見えます。写真の左側にあるブースでは、ESPNの試合前番組の生放送が行われていました。

国歌斉唱や選手入場の直前には、両校のマーチングバンドが演奏を披露。大舞台、晴れ舞台ということもあり、規律正しい整ったパフォーマンスが行われました。

ノートルダム大学側のスタンドから見たため、”OIHO”になってしまっています…

“Fxxx Ohio!”というお下品なチャントはミシガン大学でのみ使われているのかと思っていましたが、お上品な大学というイメージのあるノートルダム大学の皆様も大きな声で叫んでいました。語呂とリズムが良いですもんね。日本の学生スポーツでこんなことをしたら大問題でしょう。

試合は34-23でオハイオ州立大学が勝利し、2014年以来となる9度目のナショナルタイトルを獲得!12チーム制となったカレッジフットボールプレーオフの初年度を有終の美で飾ったのは、プレーオフに入って無類の強さ・タフネスを見せつけたオハイオ州立大学でした!おめでとうございます!

攻撃のスタッツに関しては、ラン攻撃で明暗が分かれました。ノートルダム大学のラン獲得ヤードが53ydsに留まったのに対して、オハイオ州立大学はその約4倍にあたる214ydsを獲得。

試合のハイライトはこちら↓です。最初のシリーズでノートルダム大学が18プレイ・9分45秒をかけてランでゴリ押ししてタッチダウンを奪ったときは「おや」と思いましたが、その後はオハイオ州立大学が4シリーズ連続でタッチダウンを奪い、ある程度余裕のある展開に持ち込み試合を支配しました。オレゴン大学とのローズボウルでもそうでしたが、攻撃の勢いがつくと止められませんね。

アトランタにはカレッジフットボールの殿堂(College Football Hall of Fame)もあり、各校の歴史やカレッジフットボールが繁栄に至る過程などが様々なアイテムとともに展示されています。時間があればこちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。メルセデスベンツスタジアムから徒歩圏内にあります。

ちなみに、試合翌日のハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港はNational Championshipを観戦して帰路につく乗客でごった返しており、手荷物検査を通過するまでに1時間30分もかかりました…。あやうくデトロイト行きの便に乗り遅れるところでした…。大規模イベント後なので、空港の職員も普段よりは増員して対応していたのだと思いますが、それでも列の進みは遅く、検査場通過後にゲートまで走って移動していたお客さんは他にも複数いました。

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