ボストン一泊二日旅行にて、少し遠いものの、ここは外せないと思い直して向かったのはニューイングランド・ペイトリオッツの本拠地ジレットスタジアム。試合日ではなく、ましてやシーズンが開幕すらしていない7月でしたので人はまばらでしたが、スタジアム周辺を散策したり、プロショップやペイトリオッツのHall of Fameを見て回ったりしてきました!

ボストンのダウンタウンから列車で約1時間
ジレットスタジアムはフォックスボロというボストンからは少し離れた町にあります。しかし、ありがたいことに、アメリカでは珍しく、スタジアムまではCommuter Railという鉄道で行くことができ、料金は片道$8.95で済みます。ボストン中心地のSouth駅やBack Bay駅からだと所要時間は約50分です。
試合日にどれくらいの量・頻度で列車が走ってくれるのかわかりませんが(単線なのであまり増便はできなさそう)、もし鉄道でアクセスできるのであれば、試合前後のスタジアム周辺の渋滞や駐車場代を気にしなくて済むので、結構楽になるのではと思います(日本の都市圏におけるスポーツ観戦スタイルですね)。通常時は1日10往復の運転で、大体2時間に1本という頻度でした。

車内は、二階建てと平屋の車両があり、どちらも2+3の座席配列です。車両は古めかしいですが、車内はちゃんと清掃されており、治安面でも不安はありませんでした。駅についても、すべてのドアが開くわけではなく、車掌さんがいる場所のドアしか開かないため下り遅れないようご注意ください。
行きの切符はボストンのBack Bay駅の有人窓口で買いました。帰りの切符は車内で車掌さんから購入可能です(フォックスボロ駅には券売機や改札はありません)。クレジットカード決済も可能です。
ジレットスタジアムは駅からすぐ
フォックスボロ駅からジレットスタジアムまでは歩いて5分くらいです。駅からスタジアムが見えますし、地面に紫色で案内が書いてありますので迷うことはないはずです。


Hall of Fameとプロショップはスタジアム併設
冒頭で述べた通り、Hall of Fameとプロショップはスタジアムのすぐ隣にあります。
また、Lighthouseという展望台も同じ場所にあります。試合日はこの辺りは人でごった返していることでしょう。のんびり観光するなら試合日以外が良さそうです。

プロショップは午前10時から営業しており、中はペイトリオッツのグッズで溢れています。MLS(サッカー)のニューイングランド・レヴォリューション関連のグッズも一部で売られていました。
スタジアムにあるプロショップとしては普通のサイズかなという印象です(ちなみに最も広くて品揃えが豊富だと感じたのはランボーフィールド)。

次に、Hall of Fameについて。入館料は大人は$10で、1階にある窓口で支払い、その後エレベーターで3階に上がります。
ボストン・ペイトリオッツとして設立され、経済的な苦境にあった時代を乗り越え、クラフト氏がチームオーナーになり、ビル・ベリチックHC時代を迎え、2000年・2010年代の黄金期”Dynasty”を築いた過程が詳しく紹介されていました。

ヒューストンでのアトランタ・ファルコンズとのスーパーボウルに関しては詳しい展示があり、館内の至る所にもその試合の写真が採用されていることから、ペイトリオッツやそのファンにとって印象深い試合だったのだろうと推察されます。

このほかにペイトリオッツの歴史を作った名選手・コーチを称える展示や、体験型コーナーもあり充実していました。
Lighthouse(展望台)
スタジアム全体を見渡すことができるLighthouseという展望台もあります。こちらの入場料は$5です。展望台からの眺めはこんな感じ↓。周囲は森です。

さいごに
以上がニューイングランド・ペイトリオッツの本拠地ジレットスタジアムへの訪問記でした。意外とボストンからは行きやすく、Hall of Fameが充実していますので試合がない日でも楽しめる場所かと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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