【カレッジフットボール】[Week 1]Michigan vs Fresno State戦振り返り

アメリカンフットボール

いよいよ2024年シーズンが開幕しました!アイルランドのダブリンにてジョージア工科大学とフロリダ州立大学の試合でシーズンが幕を開けましたが、早速意外な結果に…

Week 1では新星の華々しいデビュー(*1)や強豪校の順当な勝利(*2)、さらには予想外の苦戦(*3)など様々なことがありましたが、本ブログは「ミシガンパパブログ」ですので、ミシガン大学の初戦であるFresno State戦を振り返りたいと思います。

  • *1 Ohio StateのゴールデンルーキーWR Jeremiah Smithが6レシーブで92ヤード・2TDとホームで鮮烈デビュー
  • *2 ジョージア大学、オハイオ州立大学、テキサス大学、アラバマ大学などは圧勝スタート
  • *3 オレゴン大学は第4Qで一時17-14まで迫られたものの、最終的には24-14で勝利
待ちに待ったシーズンが開幕。ディフェンディングチャンピオンのミシガン大学の1年はどうなるか。
これぞアナーバーの秋という景色

Fresno Stateの紹介

Fresno Stateは正式には「California State University, Fresno」というそうで、日本語で言えば「カリフォルニア州立大学フレズノ校」という感じでしょうか。有名な卒業生として、現ラスベガス・レイダースのWR・Davante Adamsや現ニューオリンズ・セインツのQB・Derek Carrがいます。

試合は30-10でミシガン大学の勝利も、特にオフェンスには不安が…

試合は30-10でホームのミシガン大学が無事勝利。しかし、攻撃面では、特にパスが決まらずなかなかフラストレーションが溜まる展開に。ミシガン大学は開幕時の先発QBに関して諸説あったものの、Davis Warren(QB#16)が先発の座を射止めました。が、パス25回中15回成功で獲得ヤード118ヤード・1TD・1INTという微妙な数字。

そして、当初先発QBを務めるのではないかと言われていたAlex Orji(QB#10)はパス2回中1回成功で獲得ヤード3ヤード・1TDという結果に。昨シーズン終盤戦ではエースQBのJ.J.McCarthyに代わってOrjiがQBに入り、スピードを活かしたQBランを展開するというプレーが重宝されていましたが、この試合ではランでキャリー5回・32ヤード獲得という数字でこちらもなんとも。

観客全員が「なぜOrjiが先発QBではなかったのか」を理解したプレー

攻撃面での希望としては、RBの二番手であるKalel Mullings(RB#20)と昨年から引き続きColston Loveland(TE#18)が頼りになることが明らかになったことでしょうか。Lovelandは8回のレシーブで87ヤード獲得、さらにランブロックでも貢献をしており、文句ないパフォーマンスだったと思います。解説者も今季No.1TEかもと言っていましたが、その通りかもしれません。Mullingsの方はミシガン大学らしいフィジカル系RBで昨年のBlake CorumのようにOLのブロックを使って逞しくゲインしてくれそうです。

守備の方では、やはりWill Johnsonが魅せてくれました。第4Qに完全に不必要な反則2つで罰退しゴール前まで迫られたところで会心のPick 6。来週もやってくれるでしょう!

Week 2のテキサス大学戦の展望

Week 2で早速の勝負所に。テキサス大学戦はどうなりますかねぇ…

ESPNのCollege Game DayとFOXのBig Noon Kickoffの両方がアナーバーに来るということなので、Week 2で最注目の試合といえるでしょうか。私は今から楽しみで寝られません。

テキサス大学はやはりエースQBのQuinn Ewersからアラバマ大学から転校してきたWRのIsaiah Bondへのパスが最大の脅威でしょうか。ミシガン大学のエースCBであるWill Johnsonとの対決が多くなるでしょうから、ミシガン大学としてはいかにBondにビッグプレーをさせないかが重要でしょう。

テキサス大学は、アナーバーでの試合の後は、UTSA、UL Monroe、Mississippi Stateと比較的楽な相手との試合が続くので、ミシガン大学戦に照準を合わせてきていると思われます。

Week 2にして前年度の全米チャンピオンか全米ベスト4のどちらかに黒星が付くというシビアな戦い。

果たしてどちらに勝利が転ぶでしょうか。

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