【カレッジフットボール】ミシガン大学vsネブラスカ大学

ミシガン大学

ミシガン大学vsネブラスカ大学の試合は、30-27でミシガン大学の勝利。何はともあれ、87,000人超の観衆が集まった敵地でのカンファレンス戦(BIG 10カンファレンス所属校同士の試合)で白星を得られたのは大きな収穫。

試合内容を見ると言いたいことはいろいろあります。

前半終了間際のネブラスカ大学サイドラインのグダグダ感と、そんな弛緩した雰囲気から放たれたHail Maryパスのまさかの成功…。どの試合のことであったか正確なことは忘れてしまったのですが、NFLの試合において、あのようなHail Maryパス確定の状況で、右投げQBが相手の場合、DL4人や3人でのラッシュだとしても、オフェンスから見て右側から全員をラッシュさせてQBを左に逃げさせ、ボールに力が伝わりにくい体勢で投げさせていたシーンを記憶しています。ネブラスカ大学のスターQBであるRaiolaが素晴らしかったということはありますが、このような対策があったのでは、と素人ながらに思いました。

一方、嬉しいこととしては、Zvadaが17‐17の同点の状況で56ヤードのフィールドゴールを余裕をもって成功させ、彼に自信が蘇りつつある(と画面越しに見えた)ことでしょう。第二戦のオクラホマ大学戦(32ヤード)、前戦のセントラルミシガン大学戦(47ヤード)でFGを失敗し、昨年の実績及びシーズン開幕前の期待が大きかったことの反動として、今シーズンは結構心配だなと思ったのですが、そんな不安は(一時的かもしれませんが)払拭されたようにも思えました。

Justice Haynes(RB#22)についてはここで詳しく触れるまでもありませんが(今シーズンここまでの4試合で66回キャリー・537ヤード・6TDという大活躍)、改めて良い選手を獲得できてよかったと感じさせられました。Jordan Marshal(RB#23)も体の強さを発揮していましたし、一発TDも取れてめでたしめでたし。

Bryce Underwood(QB#19)のパス成功率は低かった(22回中12回成功)ですが、WRのドロップが多くて可哀そう…また、第4Qのシリーズでは、最後にQBのランプレーを連続してコールされて体力的に厳しそうでしたね。ケガにつながらなくてよかったです。試合終了後のインタビューでは、1年生らしからぬ振る舞いが解説者から褒められていました。

ディフェンスは合計7回のSackを浴びせ、ライン戦で圧倒しました。Barhamはスピード系のDEとして良い存在感を放っていました。

SのHillman(#6)の完全に不必要なアンスポーツマンコンダクトの反則は喝喝喝ですが、反省している様子でしたし、彼のハードヒットに助けられる瞬間がいつかありそうなので(この試合ではターゲティングで退場させられそうでしたが…)、再発防止に努めて引き続き頑張っていただければと思います。

次は1週空いてホームでウィスコンシン大学との一戦。Maize Outという毎年恒例のスタジアムが黄色一色に染められる試合です(昨シーズンはテキサス大学戦がMaize Out)。ホームでの試合は確実に勝っておきたいところです。

(心の声:ウィスコンシン大学は今シーズンは調子は良さそうではないから、ここはそんなに苦労せずに14点差以上つけて勝ってくれ!)

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