【旅行記】マンダリンオリエンタルバンコク

タイ

アジア最高のホテルの一つであるマンダリンオリエンタルバンコクへ宿泊してきましたので、その宿泊記を書きたいと思います。もともと期待は高かったのですが、それを上回る素晴らしい経験ができました。お値段は相当張りますが、それも納得という感じでした。

部屋はデラックス1ベッドルームスイート

もともとはマンダリンルーム・1キングをHoteluxというアプリを通じて予約していたのですが、ホテルのご厚意によりデラックス1ベッドルームスイートへアップグレードしてもらえました。

Hoteluxというアプリについても機会があれば記事を書きたいと思いますが、JGCのステータスを保有しているとHoteluxのEliteというステータスを無料で取得することができるので大変お得です。

部屋は広々としたリビングスペースと広々としたベッドルームに分かれており、83㎡もの贅沢な空間となっています。しかも、フロアは最上階の16階の部屋を案内してもらえ、VIPになったかのような気分を味わえました。16階のチャオプラヤ川寄りの一番奥の部屋はOriental Suiteという名前の部屋で、フロアマップを見るだけでもとんでもない広さであることが窺われるところでした。おそらく国家元首クラスの超VIP用の部屋でしょう。

部屋の内装は何もかもが凝っており、机・椅子、食器・グラス、絵画など、日常生活では全く縁のない質感の物に囲まれて過ごしました。花がいろいろなところに飾られていて、心が癒されました。

トイレが2か所あるのも便利でした。

部屋は南向きで、バルコニーも付いていました。バルコニーにもソファと机・椅子が置かれていて、朝や夜に川をボーっと眺めて過ごすのもまた優雅でした。

さすがは東洋No.1ともいわれるホテル

マンダリンオリエンタルバンコクは世界的に評価が高いホテルですが、館内を散歩するだけでも楽しい場所です。

ホテルロビーは天井が高く、良い香り(何の香りなのかまではわからずすみません…)で満たされています。入ってすぐの場所には噴水があって、水の音が安らぎの雰囲気を演出しています。夜にはバイオリンの生演奏が行われていました。

朝食ビュッフェはチャオプラヤ川沿いにあるリバーサイドテラスというレストランで提供されます。ビュッフェのメニューは幅広く、満足できない人はいないと思います。スタッフの方のホスピタリティーも素晴らしかったです。

下の写真はかの有名なオーサーズラウンジの入口から撮りました。とにかく美しいの一言。アフターヌーンティーの時間はとても混み合っているようでした。

ディナーは大奮発して「チャイナハウス by シェフ フェイ」にも行きました。ホテルから外に出て、道路に面した建物に入っています。ジャンルで言うと「超高級中華料理」という立ち位置かと思いますが、味だけでなく体験を楽しむ場所、という感じです。美味しい中華料理を食べるだけならこのレストランでなくとも良いですが、一生に一度の機会としては良い経験になりました。

ソムリエの薦めで中国のNingxiaワインのSilver Heightsというワイナリーのシャルドネやピノノワールを頼んだのですが、いままでには飲んだことのない独特な味(土っぽい感じ)でとても印象に残りました。

バンブーバーにも行ってみました。アダルトな空間ですが、夜7時30分までは子供も入店することができます。

マンダリンオリエンタルバンコクの名物であるオリエンタルスパは客室がある建物の対岸にあります。そのため、ホテルにより、チャオプラヤ川を横断するための渡し船が運航されています。船はひっきりなしに往復しており、長くても10分くらい待てば乗ることができます。また、Icon Siamという巨大なショッピングモールへの直行便も30分に一本ありますので便利です。

船の窓枠はとても低いので荷物を落とさないよう注意が必要です。

オリエンタルスパはテーマパークのような感じで、建物に入った瞬間から癒し・安らぎの世界にいざなわれます。その世界観にどっぷり浸るのが大事だと思いました(ただマッサージをしてもらうだけなら百分の一くらいの値段でサービスを受けられる街中のマッサージ店に行くことで十分かと)。

「オリエンタルスパに行っている間、子供の世話はどうすれば良いのだろう」という悩みがあると思います。ありがたいことに、マンダリンオリエンタルバンコクではキッズクラブがあり、スパ中はホテルのスタッフが子供の面倒をみてくれます。バーンプラヤという高級タイ料理レストランとして使われていた建物が、現在(2025年9月時点)はキッズクラブとして使われており、ここで子供を預かってもらえます。料金は無料でした。スタッフの方々は皆さん英語を話せるようでしたので、息子はミシガンでの経験を活かして何とか遊んでいました(最初は号泣していましたが…)。

プールはホテル内に2か所あり、水深が浅い子供用のものと、2メートル以上(!)の深さがある大きなプールがありました。カバナは無料で使うことができました(カンクンやプンタカナのハイアットではカバナは別料金でした)。

マンダリンオリエンタルバンコクについては以上です。料金は日本の高級ホテル並みですが、アメリカに比べればまだマシという感想。アジアで最高のホテルステイをしてみたいという方には大変おすすめです。

【おまけ】スワンナプーム国際空港(BKK)

バンコクのスワンナプーム国際空港からバンコク中心部への移動にはGrabという東南アジア版のライドシェアアプリを利用する方が多いはずです。2025年時点では乗り場が整理されており、到着ロビーから1フロア下りて、外に出て、何本もある道路を横断するとGrabのPick-UP Pointがあります。Pick-UP PointはAとBの二つがあるので、自分がどちらのPick-UP Pointから乗車するのか確認して車を待ってください。Pick-UP Pointは、猛烈な湿度に加えてお客さんでごった返していますので覚悟しておいた方が良いです。

バンコク市内で買い物をした場合、お店で必要書類をもらって空港内でVATのリターンを受けることができます。スワンナプーム国際空港のセキュリティチェックやイミグレーションを通過した後、出発ターミナル内にVAT Return Officeが二か所あるようです。私が行った時は、5分ほど並んで窓口に案内され、すぐに現金でVATのリターンを得ることができました。

本記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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