今回はこれまでとは毛色の違うことを書きたいと思います。約2年間に及ぶミシガン生活に別れを告げ、まもなく日本に帰国するのですが、帰国時点で息子は3歳、年少の学年です。気が早いとは思うのですが、小学校をどうするのかについてぼんやりと考え始めています。
はじめに申し上げますが、未だ結論は出ておりません。妻と時折この話題について話すことがありますが、結論に至っていないことは妻も同様です。
ただ、いつかは判断しなければいけないことではあるので、まずは小学校受験をすることのメリット・デメリットを整理しておきたいと思います。
叩き台として、Chat GPTにそれぞれを列挙してもらいました。以下、Chat GPTの回答。
日本における小学校受験(いわゆる「お受験」)には、教育的・社会的な観点からさまざまなメリットとデメリットがあります。
以下に主なポイントを整理します。
【メリット】
1. 質の高い教育環境
・私立や国立の小学校では、独自の教育方針やカリキュラムが用意されており、探究学習・英語教育・情操教育などに力を入れている学校も多いです。
・少人数制で、きめ細かい指導が受けられることも多いです。
2. 一貫教育の可能性
・小中高一貫校に進学することで、受験の負担が減るとともに、安定した学習環境で育つことができます。
3. 家庭の教育意識が高まる
・受験準備を通じて、親が子の教育に積極的に関わるようになり、家庭学習の習慣づけや親子のコミュニケーションが増える可能性があります。
4. 周囲の環境・人間関係
・同じ価値観や教育意識をもつ家庭の子どもたちが集まるため、落ち着いた環境で学べることがあります。
・人脈形成にもつながることがあります(特に都内の有名私立校)。
【デメリット】
1. 高い経済的・精神的負担
・受験対策のために幼児教室や家庭教師を利用することが多く、費用が高額になります。
・子どもにも親にも精神的なプレッシャーがかかるため、早期のストレス要因となる可能性があります。
2. 子ども本来の成長リズムを損なう可能性
・幼少期に受験対策に多くの時間を割くことで、自由な遊びや社会性の育成が犠牲になることがあります。
3. 結果が不合格だった場合の影響
・幼い子どもが「不合格」を経験することで、自己肯定感が低下するリスクがあります。
・親子ともに精神的ダメージを受ける可能性があります。
4. 学校とのミスマッチのリスク
・学校の教育方針や校風が子どもに合わなかった場合、通学がストレスになりかねません。
多くのウェブサイト上で掲げられている内容を要約したもののはずですが、どれも「なるほど。そうだろうな。」という内容です。
これらに加えて、小学校受験に関しては多くのブログがありますので、先人の方々の経験からお知恵を拝借すると更に以下のメリット・デメリットが考慮要素として追加できそうです。
【メリット】
・家族で子育てについて真剣に考える機会になる
・結果が不合格であっても、公立小学校において勉強面でアドバンテージがある
・勉強することに抵抗感がなくなる
・受験対策を通じて、子供の成長を感じられる
・子供と一緒に目標に向かって頑張るという経験ができる
・環境(校風)を自ら選ぶことができる
【デメリット】
・入学後の費用も高額
・勉強に対してネガティブになる可能性がある
・燃え尽きてしまうリスク
・子供の預け先(学童)がない
・「地元」がない(近所の友達が作りにくい)
・カレンダー外の休みや早帰りが多い
・周囲の人に批判されることがある
・電車・バス通学による体力的負担
これはとあるブログで言及されていたことなのですが、上記の事項はどれも親目線のことが多く、これが「小学校受験をするのは親のエゴだ」というよくある批判につながるのかと思いました。
メリット・デメリットを眺めると、表裏一体のものがあったり(勉強することに抵抗感がなくなる⇔勉強に対してネガティブになる可能性がある)、学校によってはデメリットが生じなかったり(例えば、「子供の預け先(学童)がない」という点は該当しない学校もある)します。
結局のところ、上記のプラス・マイナスを認識した上で、各学校を調査し、それぞれの要素の重要性・優先度を考慮して方針を検討しよう、ということに尽きるでしょうか。
ぼーっとしているとあっという間に時間が過ぎてしまうので、今回整理した事項を踏まえて家族とよく相談して進路を考えていきたいと思います。
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