【旅行記】イエローストーン国立公園(前編)

旅行

2024年8月にワイオミング州に主に広がるイエローストーン国立公園へ4泊5日の旅行に行ってきました。本記事では、自然溢れるイエローストーンの様子や必見の観光スポットについて紹介します!

前編ではその半分を扱います!後編もお楽しみに!

イエローストーン国立公園はどんなところ?

イエローストーン国立公園は、アメリカ西部のワイオミング州・モンタナ州・アイダホ州にまたがって存在する国立公園で、1872年にアメリカ初の国立公園に指定されました。

現在でも無数の間欠泉・温泉や渓谷といった自然や野生動物が多く生息しており、アメリカのみならず世界中から旅行者が集まる場所となっています。実際、各所を観光するなかで日本を含めたアジア圏の言葉やフランス語・スペイン語などのヨーロッパ系言語を話している方を多く見かけました。

私の旅行プラン

私は以下のとおり四泊五日の日程でイエローストーン旅行を楽しみました。

  • 1日目:ミシガン州からモンタナ州にあるボーズマン・イエローストーン国際空港(BZN)まで飛行機で行き、そこでレンタカーを借りてアイダホ州のアイランドパークにある宿へ
  • 2日目:Grand Prismatic Springを見物
  • 3日目:Old Faithful InnとOld Faithful Geyserを見物
  • 4日目:Grand Canyon of the YellowstoneとNorris Geyser Basinを見物
  • 5日目:ボーズマン・イエローストーン国際空港(BZN)経由で帰宅

初日と最終日はほとんど移動のみで終わりましたので、ここでは2~4日目(以下、観光1日目~3日目といいます)のイエローストーンでの観光についてそれぞれ紹介したいと思います。

観光1日目 Grand Prismatic Spring

イエローストーン観光初日は、天気予報が良かったこともあり、イエローストーンの象徴的存在でもあるGrand Prismatic Springに行きました。イエローストーンを紹介するときによく取り上げられる真ん中が青くて周りにいくにつれて黄色やオレンジ色っぽくなっている泉です。

イエローストーン国立公園内にはバスや鉄道といった公共交通機関はありませんので、基本的に車(レンタカー)が必須となります。私はTURO(このサービスについては機会を改めて詳しく紹介したいと思います)というサービスを使って、ボーズマン・イエローストーン国際空港でシボレーのEquinoxというSUVを借りました。

イエローストーン国立公園に入る際に、ゲートで車1台あたり$35を支払う必要があります。車1台であればそこに何人乗っていても料金は変わりません。そして、一度入園料の$35を支払えば、その後の7日間は、ゲートにてレシートを提示することによって何度でも入園することができます。

West Entranceから入園する場合は、一番右のレーンが、$35の入園料を支払済みの再入場客及び年間パス保有者用のレーンになっていますので、当該レーンを使用することで早くゲートを突破することができます。

Grand Prismatic Springの近くには駐車場があります。しかし、観光客の数に比して駐車場のキャパシティは大きくないので、お昼頃などの混雑する時間に行くと駐車場待ちをすることになります。私の場合は、11時30分頃に駐車場近くに着き、そこから約20分待って車を止めることができました。私が駐車場待ちの列に並んでいると、Grand Prismatic Springを見物して戻ってきたアメリカ人に「Absolutely no parking!」(「全然駐車場ないよ!」的なニュアンスでしょうか)と言われましたが、20分待ちで駐車できましたので、日本の行楽地の駐車場待ちに比べれば可愛いものかと思います。

駐車場に入る前に、駐車場待ちを回避して車道の両脇に縦列駐車(Parallel Parking)をして、歩いてGrand Prismatic Springまで向かうという方法もあります。縦列駐車に慣れていたり、あまり時間がなかったりする場合は駐車場待ちをするのではなく縦列駐車をしてGrand Prismatic Springに向かうというのも一つの方法です。

なお、Grand Prismatic Springの駐車場にはトイレがあります(タイミングによっては長蛇の列ができていましたが…)。

駐車場に車を止めたらGrand Prismatic Springへ。泉の間を縫うように木道が整備されており、段差がないためベビーカーに子供を乗せて行くことが可能です。

ご覧の通りきれいな木道が整備されています。幅は広くありませんが、ベビーカーを使っても問題ありません。

駐車場から約10分歩くとGrand Prismatic Springにたどり着きます。泉は大きく、木道の高さからでは全体像は見えませんが、赤・オレンジ・黄・緑・青というグラデーションが美しく見えます。

自然の力が生み出す幻想的な色です。

Grand Prismatic Springの全体像を眺めようという場合は、車で少し移動しなければなりません。

Fairy Falls Parking Lotはそこそこ広く、車の出入りも激しいのであまり待たずに駐車できました。なお、この駐車場にはトイレはありません。

Fairy Falls Parking Lotという駐車場に車を止め、Grand Prismatic Spring Overlookという展望台まで歩きます。徒歩で片道約20分、最初は平坦な砂利道ですが、展望台近くは急な坂道になっているため、ベビーカーでの進入は困難です。

展望台に上ると観光サイトやガイドマップでよく見るGrand Prismatic Springの景色を一望することができます。

展望台は混み合っているので譲り合って写真撮影をしてくださいね

初日のイエローストーンまでの移動でいろいろとあって疲れていたため、Grand Prismatic Springを見て1日目の観光を終えました。

観光2日目 Old Faithful Geyser

翌日はGrand Prismatic Springに並ぶ著名スポットであるOld Faithful Geyser及びその近くにあるOld Faithful Innに行きました。

まずはOld Faithful Innの近くの駐車場に車を止め、Old Faithful Innの中へ。

Old Faithful Innの外観も立派です

中に入ると立派なログハウスの構造とレストランへの入店待ちの方々の長蛇の列が目に入ってきました。

私はレストランではなく2階のコーヒーショップでコーヒーを購入し、テラス席でOld Faithful Geyserの噴出の時間を待つことに。

噴出予想時刻が12時35分だったのですが、少し遅れて12時39分頃にプシャーーと間欠泉から水が噴出!

約2分間噴出が続きました。なかなかの迫力でしたよ。

噴出の瞬間を見届けたことに満足し、次にお土産を買いに行くことにしました。Old Faithful Innの周辺にはVisitor Education CenterやOld Faithful Lodge、Snow Lodgeなどの施設がありますが、お土産を探すならYellowstone General Stores(Old Faithful General Store)がおすすめです。服や小物、食料品など、イエローストーン土産にちょうど良い品物がたくさん揃っています。

2日目はこの後Yellowstone LakeとWest Thumbを観光する予定だったのですが、突然の雷雨により「避難せよ」ということになり、この日の観光続行は断念し宿に帰還しました。

旅行記の前編は2日目までとさせていただきます。

3日目及び宿泊や食料品の調達などについては旅行記の後編にて紹介したいと思います!

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